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スペースXによると、現在運用されているロケットの中では最大の打ち上げ能力を誇る「ファルコンヘビー」の初打ち上げを来年2016年4月~5月に行うと発表しています。

アメリカの民間企業スペースXは現在開発中の『ファルコンヘビー』ロケットについて2016年4月から5月に初打ち上げを行う方向で準備を進めていると発表しています。

SpaceX: 重量級ロケット「Falcon Heavy」の初打ち上げを2016年春に実施へ - Technobahn

記事によるとファルコンヘビーは2011年に開発が発表されたもので、当初は2013年に初打ち上げを行う予定が組まれていたものの最近では2015年に延期されました。理由は発射台で現在の計画ではスペースシャトルを打ち上げた発射台『ケネディ宇宙センター第39複合発射施設』からの打ち上げることが可能となり、この改修工事が今年11月にも終わるためです。


ファルコンヘビー

スペースXが運用するファルコンヘビーロケットについて最大の特徴は『打ち上げ能力』です。具体的には国際宇宙ステーションが周回する地球低軌道へ最大53.0トン、静止トランスファー軌道へ21.3トン、火星軌道へ13.2トンの打ち上げ能力があり、この数字は現在最大級の打ち上げ能力を誇るデルタⅣヘビーと比べ2倍以上という性能となります。

▼大型ロケットの打ち上げの能力
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これを可能にしているのは『クロス・フィード』という打ち上げ方法です。ファルコンヘビーは中央にファルコン9ロケット、左右に補助ロケットとしてファルコン9のファーストステージを2基接続した構成となっています。クロス・フィードでは打上げ時に中央のロケットの燃料は消費させません。代わりに左右の補助ロケットから中央ロケットにも燃料を供給し燃焼を行い、上空で左右の補助ロケットを切り離した後に満タン状態の本体から燃料供給が始まるというものです。

ファルコンヘビーについてはスペースXが研究しちえるロケット本体を再利用が行われる見通しでこができれば1回あたりの打ち上げコストは96億~150億円となり、同じ軌道へ19トン程度の物資を送り込むことができるH-IIB(JAXA)の1基140億円と比べると極めて低価格となります。

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