黒枸杞

『黒クコ』という果実をご存知でしょうか。ここ最近、中国では価格が高騰している果実なのですが野生に生えている果実を手に入れようと大勢の窃盗犯が草原を根こそぎ持っていくなど被害が出ていると報じられています。

中国青海省ゴルムド草原。年間降水量が少なくモンゴルのような草原地帯が広がる地域なのですが、実はここには黒クコという実をつける植物が多く生えており、ここ最近価格の高騰を理由狩り尽くされるという窃盗事件が多発していると報じられています。

黒クコの実の価格が高騰、草原で略奪行為が横行―中国:レコードチャイナ

Record Chinaによると、数年前にくらべ黒クコの実の取引価格がおよそ8倍に高騰していることを背景に2015年8月10日から9月までの期間に述べ5,000人の窃盗犯が草原に進入し20万ヘクタール、東京23区のおよそ3倍の面積の黒クコが奪いつくされたと報じています。

これを防ぐため地元の遊牧民の助けを借り監視活動を続けているのですが、一部の窃盗犯は刃物を所持するなどし武装しており監視員が切りつけられたりテントが燃やされるなど事件が発生しているとのことです。

▼乾燥させた黒クコの実
黒枸杞_1

黒クコの実(黒枸杞)はブドウやブルーベリーのような実で、成分としてアントシアニンを最も多く含むことで知られているそうです。(比較としてブルーベリーの20倍のアントシアニンが含まれているとされる)
また中国では薬として服用されることがあり、糖尿病を予防作用や抗癌、肝臓や腎臓、血管、目など複数の臓器に良いとされているそうです。

価格が高騰している理由については「ここ数年から」と書かれていることから中国の健康ブームによるものと考えられます。

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