セネガル 奇病

SudOnLineによると、西アフリカのセネガルで約200人の漁師らが未知の病気を患っているおり、最近1日あたりの感染者が80人となっていると報じています。

記事によると、具体的にいつ頃から奇病が発生したのかは記載はされていないのですが、病気を患っているのは大西洋の同じ地域で働いていたという漁師だといい、現在その海域では漁が禁止され当局による水質サンプルが採取され分析が始まっているとのこと。

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この病気については、記事によると、全身に発疹のような腫れたデキモノが現れ、顔にはニキビ、唇は裂けて腫れ、目は炎症を起こし、特に生殖にでは激しい痒みが生じるとのこと。

▼左手に出来た謎のデキモノ
セネガル 奇病_1

病を患う漁師によると、「不思議な病気にかかったのは海水に触れたからだ」と説明しているものの具体的な原因は明らかになっていません。他の漁師は「原因は有害物質を海に投棄した船だ」という者もいるとのこと。一方で「セネガル沿岸で化学薬品を積んだボートが原因」だという主張もあるとのこと。

水産省の側は「原因が分かっておらず船批判するべきではない」と主張しており、近くにはジルコン採掘を行うところがある以外も海岸地帯には化学産業もあると説明しており「これらが汚染の一因となる可能性があるため分析結果を待ってほしい」と話しています。