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中国における食に対する価値観。一昔前に発生した有名な『下水油』を始め、欧米のそれとは異なる傾向があることは明らです。そして先日、中国の大学にある食堂では学生らが食べる食材をなんと長靴で踏みつけながら洗うなど数々の問題行為が確認されたと報じられています。

中国メディア『网易』など複数で報じられた内容として、今月中国武漢市にある武漢東湖大学で食堂で厨房で働く女性らがあまりに不衛生な状態で食材を扱っていたとして現在閉鎖状態にあるとしています。

网曝武汉东湖学院员工用脚洗菜,十分不卫生|武汉东湖学院|学校|后厨_网易订阅

記事によると、食堂で働く従業員らが例えば仕事で普段履いているゴム長靴を着用した状態で容器に入れられた野菜を足を使い洗っていた他、床にばら撒かれたソーセージを拾っていたり、その近くではタバコを吹かすなど数々の非衛生的行為が確認されたとしています。

▼床に落ちたソーセージをトレーに戻す後ろ姿
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中国では新型コロナウイルスの流行もあり多くの学校が閉鎖され、一般的にほとんど学生が寮生活をおくっているため学生らは学校の管理下にあります。つまり学生の食べ物、衣類、住居、交通機関を学校内で解決する必要があるとのこと。学食での問題発生は学生の健康に関係するものであり、学校の監督が整っていないことのであり学生の健康を守るために厳しく管理する必要があると記事では指摘しています。

この問題に対して武漢東湖大学は今月8日の取材に対して食堂を閉鎖したことを発表しており、従業員を解雇したと発表。また学食の運営に関する手順について総点検を実施しており、問題処理に向けて全職員に対応を通知したと説明しています。