貝の化石

人間が誕生するはるか昔の気候はどのようになっていたのか。X線を使った貝の化石の測定により、実に1日単位で数百年前の気候状態を知ることが可能になったそうです。

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ケンブリッジ大学の研究チームによると、カリフォルニア州にあるX線顕微鏡(粒子加速器)を使用し貝殻の化石に刻まれた成長輪を測定することで、その化学組成から当時の海洋温度を調べることが可能であるということがわかったというものです。

この方法を使用することにより、過去数百万年の範囲で海洋温度がどのように変化したのか、毎日30ナノメートルずつ生長した殻の成長輪から実に1日単位という極めて正確なチャートを作成することができるようになったとのことです。

これまで過去の気候については、南極の氷に閉じ込められた氷を分析することで同様のチャートを作成してきました。だたし、これまで発見されたのは最大80万年前までのもので、それ以上過去の気候変動について正確な測定は不可能な状態でした。

貝殻を使った古代の気象変動の研究が進むことで、現在生じている気象変動を正確に理解するのに重用な手がかりになるとされています。

ドームふじ氷床コア
▲資料:「ドームふじ氷床コアより得られた過去34万年にわたる温室効果気体の変動」より

参考:Technobahn
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