ドアノブ

カナダ、バンクーバが義務化したというのは回転式のタイプのドアノブと蛇口の新規設置を禁止するというものです。何故昔から使われる回転式を禁止にしたのでしょうか。

 11月20日にアメリカのウェブサイト「POPULAR SCIENCE」が掲載した記事によると、カナダのバンクーバー市は、来年3月以降に新築される家屋に「ドアノブと蛇口」を設置することを禁止し、代わりに「レバーハンドル式のドアや蛇口の取り付け」を義務化することが決定したという。

 ではなぜ、バンクーバーがドアノブや蛇口を禁止したのかとうと、これらは、握力の弱い高齢者や身体の不自由な人々にとって、とても扱いづらいものだからだそう。高齢化社会が問題となっているのは日本だけではなかったのだ。

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答えは高齢者が扱いづらいという理由からレバーハンドル式にするよう義務化したというものです。

調べてみるとドアノブ以外でも丸ノブ式の開き戸は、ドアノブを握る・回す・押す(引く)の3動作が必要になり高齢者や慢性関節リウマチ等の病気をを患っている方には非常に困難な動作になるとのことです。ちなみに戸の交換やドアノブの交換は「介護保険」における住宅改修費の支給対象になっています。(改修費用の9割、上限20万円まで支給)

また、ドアやドアノブを交換する以外でも安価でレバー式にできるドアレバー、もしくはタップターンという商品が販売されています。ただこれだけだとレバーだけが回転してしまうそうなので、100均で売っているような滑り止めを挟むといいかもしれません。