NASAクリーンルーム

地球でも最も汚染されていない場所云々と知られるNASAのクリーンルームから新種のバクテリアが発見されました。実はこのバクテリア、 欧州宇宙機関の同様のクリーンルームからも発見されたとのことです。

海外メディアによると、2007年にNASAのケネディ宇宙センターのクリーンルーム内で発見されたターシノコッカス・フェニシス(Tersicoccus Phoenicis)という新種のバクテリアが4000km離れた南アメリカ大陸にあるに欧州宇宙機関(ESA)のロケット発射場のクリーンルームから発見されたと報じています。

見つかったのは2009年、ハーシェル宇宙望遠鏡の打ち上げの際に研究者らが衛星周辺を調査していたところNASAのクリーンルームでしは発見されていなかったターシノコッカス・フェニシスが見つかったというものです。

▼ターシノコッカス・フェニシス
ターシノコッカス・フェニシス

ターシノコッカス・フェニシスについて調べたところ最も近いバクテリアからは遺伝子配列が95%ほど一致したものの細胞壁や分子構成が全く異なっていたことが分かり最近、新種と判断されました。

これらクリーンルームはバクテリアをも殺す高温加熱された空気が使用され床は公認された洗浄剤で掃除。その後、アルコール過酸化水素水、さらに紫外線照射により徹底的に殺菌されています。つまり、通常のバクテリアであれば生存どころか繁殖するのも不可能な環境なのですがターシノコッカス・フェニシスはそれでもたくましく生きていたということになります。

このバクテリアについてコーネル大学宇宙生物学者のAlberto Fairen氏は「むしろ通常の環境下では生存出来ない特殊なバクテリアなのではないか」と分析しています。

参考:GIGAZINN 

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