スライド・シュート

乗客を安全に機外に脱出させる旅客機の非常口。またも中国で、非常口を勝手に開けた男が拘束されました。(写真は参考資料)

今月16日、北京市の飛行場に着陸した機内で、乗客が勝手に非常口から出ようとし身柄を拘束されました。

拘束された男は当時、常口付近の座席に座っており、客室乗務員から乗務員以外が勝手に非常口を開けないよう説明を受けていたといいます。しかし、男性はある理由から勝手に非常口を展開し拘束されました。

何故男は非常口を開けたのか。男は「人混みが嫌いだった」と説明し、いち早く機内から『脱出』しようと考えていたそうです。

飛行機は非常口を開くと空気で開く脱出用シューターも連動し稼働するようになっています。今回も男が非常口を開いたことで問題なくシューターが作動。警察は男性が設備を破壊した容疑でその場で拘束し、15日間の拘留処分を科したとのことです。

一方旅客機はシューターが展開したことでメンテナンスを必要とし、フライトの遅延が発生したということで航空会社は男性に損害賠償請求を行う可能性があるとしています。

非常口を開ける中国人

2010年6月、浙江省杭州市の蕭山国際空港を離陸した飛行機が約20分後、機長が非常口座席の異常を示す表示があることに気づきました。その後、28歳の貿易会社勤務の乗客が離陸前に非常口の扉の開閉装置を動かしたことが明らかになりました。会社員は非常口座席に座ることは初めてだったことから「好奇心でやった。万が一のことを想定してレバーを引っ張ってみた」などと、意味不明なことを述べていたといいます。

2012年5月、安徽省の合肥駱崗国際空港で、旅客機の乗客が「機内が蒸し暑い」と勝手に非常口を開けるという事件が発生しました。この機は天候不良のため目的地の大連への飛行を中止。これに不満を感じた乗客41人が飛行機から降りず、さらに女性の乗客1人が「機内が蒸し暑い」と言って、3カ所の非常口を相次いで開け放ったとのことです。

参考:Record China 
このエントリーをはてなブックマークに追加