DSi HARVESTOR

直径500m程度の小惑星であれば、地球に存在する白金族金属の備蓄量を上回る量を含有している可能性がある。しかし、本当に『金』になるのはもっと別のものだという話もあります。

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ディープ・スペース・インダストリーズ(DSi)、プラネタリー・リソーシズといったアメリカの民間企業が開発を進めているのは小惑星から鉱物を採掘するという新しい技術です。なぜ小惑星なのか。冒頭にも書いたように、小さな小惑星であっても、地球で消費する数百年分のプラチナや金などの鉱物資源需要をまかなえるとの見方があるからです。

しかし、これら鉱物を地球に持ち帰るという技術が存在せずコストの面からも、現段階では将来の火星有人探査といったミッションで使用するモジュール及び燃料を製造することを目標としています。

専門家の話として、小惑星での資源採掘は当面は将来の宇宙旅行やミッションのために役立てられるというところに真価があるとし、金属と同様に燃料になる酸素と水素も「金」になると話しています。DSiの取締役も「我々は宇宙でオアシスのような存在になるだろう。それは空気や燃料を提供できる場所で、いうなればガソリンスタンドのようなものだ」と述べています。

DSiについても、金やプラチナを地球に持ち帰るという設定しておらず、「通信衛星や地球軌道に設置する太陽光発電ステーション等を、宇宙で製作できるようにする」ということを最終目標にしています。
DSiズは2016年に小惑星に向け小型衛星を打ち上げ、今後試掘に適した小惑星を探す予定。その後70kgの小惑星のサンプルを地球軌道に運ぶことができる衛星を打ち上げ含有量を調査します。

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DSiによると、サンプルから得られたデータを元に小惑星を地球に比較的ちかい軌道に持ち帰り水、推進剤(燃料)、金属、建材を製造するとしています。CGイメージは燃料を作ることに特化した宇宙船。

参考:Reuters
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