AMAS

日本のメーカーを含め他の車メーカーは車が自動で運転してくれるというシステム開発に力をいれていると言われています。一方、米陸軍は軍事メーカーと共同で輸送トラックを列になって自動で動かすという試験を行い、その内容が公開されました。

アメリカ陸軍は2014年1月末、テキサス州フォート・フッドで行われた自動走行システム「Autonomous Mobility Applique System」(AMAS)の試験を行い、内容の一部が公開されました。

AMASは戦闘車両研究開発技術センター(TARDEC)及びロッキード・マーティン社により開発されたシステムで、無人で車列を組み移動するとういう技術です。これは単純に直線やコーナーを曲がるというだけではなく、未舗装の道路であっても歩行者や道路の交差点探知し、路上に止まっている車や対向車を回避しながら目的地に移動するという極めて優れたシステムになっています。



今回AMASを搭載されたのはパレット積載システム(Palletized Loading System:PLS)2台とトラクタートレーラートラック「M915」の1台です。

ロッキード・マーティンによると、AMASは陸軍と海兵隊向けに開発されたシステムで、ハードウェアおよびソフトウェアは、戦術的車両の駆動タスクを自動化するように設計されているとし、高性能のLIDARセンサ、GPS受信機、追加のアルゴリズムから構成されているとのことです。また、このシステムは一般的な軍用車両であれば取り付けることが可能だとしています。

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参考:WIRED.jp