Spike S-512_1

アメリカのSpike Aerospace社が開発している世界初の超音速プライベートジェット機について、窓を付けずに代わりに巨大なスクリーンで外を映すという構造が明らかになりました。

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アメリカ、マサチューセッツ州ボストンに本社を置くSpike Aerospace社はSpike S-512という巡航速度がマッハ1.6(時速約1,960km)、最高速度がマッハ1.8(時速約2,205km)に達するという新しいタイプのプライベート小型ジェット機の開発を進めています。

実はこの機体、客席に窓を設けいないという構造になっており、代わりに小型カメラで外の風景を撮影、内部のスクリーンにリアルタイムで映し出すという方法が取られています。具体的には高解像度の曲面ディスプレイが採用されており、任意で画面を明るさを変更したり、いくつか設けられた機外カメラから映像を映し出すことができるといいます。

Spike S-512

何故、このような構造になったのか。実は旅客機のボディーに乗客用の窓を付けるということ自体、構造が弱体化する原因になります。つまり、Spike S-512の場合、通常の旅客機とは異なり超音速で飛行するため、窓の問題は安全性の問題に繋がるということです。

超音速旅客機で有名なコンコルドの場合、客室に設けられた窓の大きさは『はがきサイズ』。最高速度のマッハ2で飛行した場合、胴体は91度まで加熱され機体から伝わった熱が窓を熱し触ることが出来ないほど熱くなったと言われています。(熱により機体が膨張。全長61mの機体で20cmほど長くなる)

窓と外したことで重量や製造コストも抑えられたSpike S-512は1機あたり8,000万ドル(約80億円)。乗客は最大18人を載せることができるとのことです。



参考:WIRED.jp

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