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iPhone向けに販売を予定しているのは、なんと赤外線カメラです。あのプレデターような熱い部分は明るく表示されるアレです。

WIRED.jpによると、赤外線カメラで有名というアメリカ企業『FLIR Systems』は、IPhoneに装着できるケース型の装置「FLIR ONE」を発表しました。販売は今年の春で、価格は349ドル(約3万5000円)、色は3色。Android版は開発中とのこと。

FLIR ONEはケースカバーと同じようにはめ込む形で使用でき、本体にはバッテリー及び、2つの通常カメラ、赤外線カメラを搭載。2つのカメラを使うことで、可視光の表示をしたうえで上に熱分布を表示することも可能だといます。

まさに『誰得』なカメラなのですが、WIRED.jpによると「建築現場や工場、医療の現場でも使い道はある」とし、「建物で熱や冷気の漏れている場所を特定したり、壁紙の下の釘を探したり、料理に火が通っているか確認したり、たき火が消えたか確かめたり、火災現場で煙に巻かれた人の場所を探すのにも使える」などとしています。

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▲夜な夜な徘徊する猫バッチリ映る

具体的にどのように映るのかはFLIR ONE公式サイトのGalleryから確認できます。