スペースX

アメリカの民間企業で宇宙輸送業務を行っているスペースXは自社が開発したファルコン9を使用した垂直着陸試験を実施すると発表しました。

SpaceXが現在、開発を進めている垂直離着陸方式の次世代ロケットについて、3月16日に打ち上げが予定されているFalcon 9のミッションにおいて、垂直離着陸機構の一部の試験が行われることが判った。

SpaceXによると、3月16日に予定されているFalcon 9の打ち上げでは、従来型のFalcon 9ロケットが使用されるものの、ファーストブースターには、帰還時の垂直着陸時に必要となる展開式のランディングギアが装備され、その上で、海上に着水させる際にはロケットエンジンを再点火させて、展開させたランディングギアとロケットエンジンの推力を使って海上に「軟着陸」させるとしている。
BusinessNewsline
スペースXが目指している新しいロケットの打ち上げ方法として、打ち上げに使用した各ステージのロケットを全て回収し再利用するということを目標に開発を進めています。同社はこれまで実験機「Grasshopper」を使用し垂直着陸で最も困難とされる着陸と誘導を重点的に行なってきました。

スペースXは2014年2月に自社ホームページでこれら垂直離着陸を可能にする再使用型ファルコン9のコンセプトを発表。着陸時に展開される足はアルミニウムハニカムを有する炭素繊維から作られた4本が使用されるといいます。


再使用型ファルコン9 コンセプト

再使用型ファルコン9


着陸脚
LANDING LEGS

今回発表された試験内容とは3月16日に打ち上げるファルコン9にこちらの足を取り付け、実際に垂直着陸が可能かどうか海上で行われます。このロケットは水没してしまうのですが、今後行われる地上着陸実験に向け、また再使用可能ロケットの開発が今後も続けられるのか非常に重要な試験になることは間違いありません。

 スペースX、CEOイーロン・マスク氏によると、ロケットを完全再利用することができるとした場合、1億ドル(約100億円)かかる1回の打ち上げが、単純に燃料だけと考えると数万から数十万ドル(数百万円~数千万円)に抑えることができるとしてます。

スペースXの再使用型ファルコンの運用イメージ

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