Space Bus

あと10年もすれば誰でも宇宙に行ける時代がやってくる・・・!ような感じもしますが、イギリスで創業した航空宇宙企業は宇宙旅行を行う航空機の開発に資金の調達を開始しました。

これまで欧州宇宙機関ESAやNASAに再生可能ロケットや宇宙旅行に使用する機体のデザインをしてきたBristol Spaceplanesは自社が保有する宇宙旅行用スペースプレーン「Space Bus」の開発に向け資金調達を開始しました。目標額は15万ポンド(1,520万円)。 

1991年に創業したBristol Spaceplanesは、これまでコンコルドなどの開発に携わったという技術者により設立された航空宇宙関連企業で、独自に開発したスペースプレーン用のロケットエンジンなど噴射実験を行っています。

同社が目指すスペースプレーンは再利用可能な機体を使用したもので、ベースとなっているのは「Reusable Launchers」という機体で、地上から離陸し再び地上に降りてくるという文字通り再利用可能なもになります。

Bristol Spaceplanes

Bristol Spaceplanesは、弾道飛行可能なAscenderを開発しからより軌道飛行可能な宇宙船と母機Spacecabを開発。人工衛星や物資の輸送を可能にし本格的な宇宙旅行を可能にしさらに15年前後で更に大人数を軌道できるSpacebusの開発を目標にしています。

何れも空中発射により宇宙を目指すという宇宙船なのですが、この方法を採用することで非常に安価で宇宙旅行や物資の輸送が可能になる主張しています。
 
▼Spacecab
Spacecab

Spacebus
Space Bus

 参考:BusinessNewsline