謝罪

重大な問題を発生させた企業には前と後では経営者の言動が異なる・・・?ということは皆さんも感じたことがあると思います。米大学の研究チームは企業における無責任な行動について、実はあるパターンがあるということ見つけたといいます。

事故が起きるまでは良き社会人として行動することを公言しながらも、いざ事故が起きると全く反対の対応を取るという、こうした経営者による両極端な対応は、Fortune 500の企業経営者の間では驚くほど共通な特徴となる、と新しく発表した論文のなかで研究者は述べている。

University of California, Riversideの新しい研究成果は、企業が果たすべき社会的責任を大きく取り上げ、道徳的なイメージを強調する傾向の強い経営者ほど、いざ、実際に事故や問題が起きた場合には社会的に無責任な行動をとる傾向が強いことを示している。

Technobahn(抜粋)
カリフォルニア大学が行った研究によると、何らかの大きな問題が起きて社会的責任を負わなかったり、無責任な言動や行動をする経営者の多くは、問題が起こる前に良き会社や社会人として言動を行っている傾向が強いというものです。

この傾向はFortune 500(アメリカ合衆国のフォーチュン誌が年1回編集・発行するリストの1つ。全米上位500社がその総収入に基づきランキングされる)企業の経営者では驚くほど共通な特徴だと研究者は述べています。

経営者はそのような振る舞いをするのか、研究者によると「この研究成果から言えることは、企業のCEOは、自身の活動を認識することで、この負のパターンに陥ることを防ぐことができるということなのです」と主張しています。

ちなみに、研究によるとこのような企業は、5つのポジティブなアクションつまり慈善活動や寄付といった行動につき、1つの無責任な行動を行っているとしています。