紙幣1

いろいろな人の手に渡り、様々な場面で使用されるお金。その過程で汚れたり破れたりするのですが、米大学はこの汚れを洗浄する技術の開発に成功したと発表しています。

紙幣の寿命を延ばす研究に取り組んでいたブラウン大学の研究者たちはこのほど、画期的な「紙幣洗浄」(文字通りの「マネー・ロンダリング」)技術を発見した。この技術を利用すれば、紙幣を発行する銀行は多額の費用を節約できるという。

オランダ銀行が実施した調査(PDF)によると、紙幣の汚れは多くの紙幣の廃棄につながっているが、そうした汚れの主要な原因は、酸化した皮脂(顔や手などの体の部位に自然に発生して蓄積する蝋状のフケ)の蓄積だという。

WIRED.jp
日本のお金は比較的綺麗とされ、その理由は1年から2年というサイクルで回収され発行されているためだと言われていますよね。しかし、海外では使い方が悪いのかシワだらけだったり黒ずんでいるという紙幣が多くあります。

これら紙幣について超臨界二酸化炭素で綺麗さっぱり洗浄できるという技術開発にアメリカのブラウン大学は成功したと発表しています。研究結果によると、汚れを落とす技術として摂氏60度の温度で約352kgf/cm2の圧力環境下で、超臨界二酸化炭素(SCCO2)を使用するとし、100枚の札束に対し洗浄を行ったところその効果が証明出来たといいます。

具体的には皮脂や油、一般細菌のコロニーなどの汚染物質を取り除くことができるとし、洗浄後100枚の札束は重量が4%軽くなったとのことです。アメリカでは毎年15万トンの紙幣が廃棄されており、この技術を使えば紙幣発行や処分の費用を削減できるとしています。

アジアの紙幣で最も汚いのは・・・人民元

1元

この洗浄装置が役立ちそうな紙幣が多く存在しているのは中国です。香港城市大学の研究結果によると、流通する機会が多い1元、5角、1角の各紙幣に平均で1800万個付着していたといいます。最も多く付着していたのは大腸菌で、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、サルモネラ菌も多く付着していたといいます。

中国中央銀行は紙幣処理センターを設立し、人民元紙幣に対する消臭、殺菌処理を定期的に行っているとしています。

参考:newsclip

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