オリオン宇宙船

地球からは光の点でしか見えない火星についに人類を送り込もうという計画が米国議会で支持を得つつあるといいます。今回はアメリカが今後想定しているという、人類の火星フライバイ計画について紹介していきます。

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 NASAが3月4日に最新の予算案に盛り込まれた近傍小惑星への有人探査ミッション計画を発表すると、下院科学委員会のメンバーらはこの新しい案を支持した。

 ダグ・クック(Doug Cooke)元NASA有人探査運用局長は2月27日の委員会公聴会で、「この計画は、火星への フライバイ(接近通過)ミッションとして最も現実的なもので、人類の火星旅行に向けての最初の大きなステッ プとなるだろう」と述べた。

 提案では、NASAのSLS重量物打ち上げロケットにより2名の宇宙飛行士を載せたオリオン宇宙船を2021年11月に 打ち上げる。宇宙船は2022年4月に金星付近、10月に火星付近を通過し、2023年6月に地球へ帰還する計画だ。

NATIONAL GEOGRAPHIC
今回アメリカが計画しているミッションは火星へのフライバイミッションとなっています。フライバイとは接近通過といい、火星への周回軌道には入らず文字通り行って帰ってくるというミッションになっています。

この計画は突如出てきたというものではなく、元はオバマ大統領が2010年2月1日に行った今後の宇宙政策で発表していたものです。これは「地球近辺にある小惑星への有人飛行任務を2020年代半ばまでに実現すること、火星の軌道周回飛行を2030年代半ばまでに実行し、その後すぐに火星への有人着陸を実現する」という演説です。

宇宙政策の詳しい内容はよくわからないのですが、2021年に行おうとしている火星フライバイ計画は2名により行われるとしています。この内容の評価次第で続く火星周回軌道、そして着陸と段階を得て目指してくというものになると思われます。

2021年まであと7年。この計画で使用される次世代有人打ち上げロケットSLSや有人宇宙船オリオンについて何れも開発中で宇宙に行ったことはありません。未知のシステムでいかに順調に開発、そして試験が行われるか、今後計画通りの日程で実行されるのかという点については、この2つ次第ということになりそうです。 
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