夜空

宇宙には数え切れない天体があります。もちろん、夜空を見上げて見えるのは太陽系がある天の川銀河の天体のみ(例外あり)ですが、遠く離れた銀河NGC 5793にはちょっと変わった天体があるのはご存知でしょうか。

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ハッブル宇宙望遠鏡で撮影されたのは地球からみて天秤座の方向にみえる渦巻銀河、NGC 5793です。地球から約150万光年離れた位置にあるのですが、この銀河の中心には天文学者を惹きつけるメーザーと呼ばれる天体が潜んでいます。

NGC 5793
▲NGC 5793 Photo: NASA, ESA, and E. Perlman

メーザーとは極めて強いマイクロ波を放出している天体のことで、具体的に・・・
分子雲の分子ガスが高密度の状態になって、分子同士ぶつかったり、星などから強い放射を受けたりすると、いくつかの種類の分子が電波を出しやすい状態(逆励起状態)になることがあります。そこへ外から電波が入ると、刺激を受けた分子が電波を放出します。

放出された電波はまた次の分子に刺激をあたえて電波を放出させ、次から次へと電波が増えていき、そのガス雲を出るときには、入ってきた電波の強さは高い倍率で増幅されます。こうして、「明るい」天体ができます。 このようにして増幅された電波は、波のそろった強力な電波となります。これがメーザーです。

 引用:メーザー (VLBI用語集) 
一体何のことかさっぱり分かりませんが、分子雲の他にも恒星の大気、超新星残骸などのガス雲など、モコモコになっているところから発せられるものだそうです。

メーザー
Photo:ALMA NAOJ

こちらがメーザーのイメージ画像です。ガスが円盤のようにあつまり中心からはメーザーが放出されています。 NGC 5793にはとびきり強いマイクロ波を放出するメガメーザーが中心部にあり、研究の対象になっているといいます。
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