Buoyant Airborne Turbine

円形の胴体に翼がついたこちらの物体。実は風力発電装置です。アメリカのAltaeros Energies社はヘリウムで浮かせた胴体にプロペラを付け発電するという空中風力タービンの実証実験を行っています。

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Altaeros Energies社が、アラスカ・エネルギー機関(AEA)の協力を得て、空中風力タービンの初の商業化実証を実施する。

Altaeros Energies社は、マサチューセッツ工科大学(MIT)からスピンオフした風力エネルギー企業だ。ヘリウムを入れて膨らませる、長さ約10mの風力タービン「Buoyant Airborne Turbine」(BAT)を開発し、2012年にはメイン州において、高度100m以上でテストを行っている。

WIRED.jp
今回の実証実験は130万ドル、日本円で1億3000万円の予算と18ヶ月に渡って行われます。 なぜ風船型なのかという点については地上設置型の風力発電と同じく上空の方が安定した風が吹いているためです。試験では「Buoyant Airborne Turbine」(BAT)を地上設置型では不可能な地上300mまで上げ発電量を確かめます。

同社のCEOベン・グラス氏は「風力発電では通常、輸送と設置に巨大なクレーンやタワーが必要だが、BATではこうしたものが要らない。これまでの風力プロジェクトでネックとなってきた地下の基礎工事も必要ない」と設置の容易さとコスト面を比較し実用化を目指しています。



テストはアラスカで行われているのですが、周辺地域では未だに燃費の悪いディーゼル発電機による発電が行われており、空中風力タービンの導入地域として目をつけているとのことです。

確かに国土の広く人口密度が低いアメリカでは送電線を引っ張るよりも・・・と考えてしまうのですが、いかに安定して発電できるのか18ヶ月の試験次第ということになりそうです。

Buoyant Airborne Turbine_1

Buoyant Airborne Turbine_2
 

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