テキサスの航空機

テキサス上空で先月、現在確認されている航空機とは形状が異なるという未確認飛行物体が撮影されました。ただし、ターボジェットエンジンを搭載した軍用機であることは間違いない模様です。

これはアメリカの防衛技術専門ブログ「Ares」が伝えた内容で先月3月10日、アメリカテキサス州アマリノ上空にデルタ型航空機が飛行していたと伝えています。Aviation Weekの軍事専門家ビル・スウィートマン氏によると今回の報道に「こんなことは前代未聞だが、どう見ても本物だ」と語っています。

記事によると、 撮影したのは記者の友人だとし飛行機雲から判断すると考えられるX-47Bより大きく、ボーイング社のブレンデッドウィングボディ機か、ノースロップ・グラマン社の無人機Grumman Batのフルサイズ板とも考えられるとしています。しかし、何れも形状が異なっており未確認の航空機である可能性が高いとしています。

テキサスの航空機_1

このような形状の全翼機はアメリカではB-2爆撃機ステルス無人戦闘攻撃機X-47シリーズ、そしてRQ-170などが確認されています。また最近は米軍の最新無人ステルス機「RQ-180 イクリプス」という機体がスクープとして登場しており、個人的にはRQ-170か180のどちらかである可能性が高い気がします。

ただ、若干形状が異なっており、ここまで三角形に近い形はかつて構想していた米海軍向けのA-12アベンジャーくらいしか見たことがないという感じです。

▼A-12アベンジャー
A-12アベンジャー

参考:Gizmodo