浮遊惑星

恒星を公転せず太陽系を漂うだけの浮遊惑星。日本を含む国際研究チームは浮遊惑星(イメージ)に存在するという衛星、系外衛星を初めて観測したとしています。

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日本を含む国際研究チームがニュージーランドとオーストラリアの天文台で行った観測から、太陽系外の惑星を回る「系外衛星」の候補が初めて見つかった。

「MOA(宇宙物理マイクロレンズ観測)」プロジェクトでは、手前の天体の重力がレンズのように働いて向こう側の天体が明るく見える「重力マイクロレンズ」現象を調べている。

AstroArts Inc.
地球は太陽系に位置し、太陽を主星に水星や金星が公転しています。地球にはさらに月という衛星が公転していますが、今回観測されたのは太陽という主星を公転しておらず、宇宙空間を漂う浮遊惑星の衛星です。

これら衛星について浮遊惑星を回る「系外衛星」と呼んでおり、日本を含む国際研究チームがニュージーランドとオーストラリアの天文台の観測により初めて観測されたとしています。

今回観測されたのは『MOA-2011-BLG-262』という天の川銀河内の天体で、NASAとしてはMOA-2011-BLG-262は褐色矮星と考えており、浮遊惑星の衛星ではなく通常の星系と同じような太陽と地球にあたる天体としています。一方で、MOA-2011-BLG-262は衛星の2000倍の質量があるとし、木星より重い天体で地球よりも衛星からなる可能性も捨てきれないとしています。

実はこの観測は宇宙物理マイクロレンズ観測という特殊な方法で行われており、二度と再調査ができない研究だといいます。 

浮遊惑星(自己浮遊惑星)は太陽系のように星系で誕生した惑星なのですが、何らかの理由により軌道を外れ星系外に出てしまった天体を指します。ある研究論文によると浮遊惑星の数は天の川銀河内だけでも 2000~4000億個存在するとされ、その数は恒星の10万倍程度の数だとしています。
しかし、恒星のように輝いてはおらずこれまで見つかったのは何れも木星よりも巨大で太陽よりも小さい、淡く光っている褐色矮星のみです。
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