妊婦

妊婦の運動が胎児に与える影響についてアメリカの大学が行った研究によると、軽い運動を行うことで胎児の脳の成長が通常よりも早くなることが分かったとしています。

適度な運動は体の健康を保つために効果的なので、毎日続けたい習慣の1つです。ただし、妊娠中の女性が運動しているのを見ると、赤ちゃんにどんな影響があるのか、心配になってしまいます。モントリオール大学とサント・ジュスティンヌ大学付属医療センターの合同研究チームは、妊娠中の運動に赤ちゃんの脳の成長スピードを促進させる効果があることを発見し、妊娠中の運動が赤ちゃんにいい影響を与えることが判明しました。

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妊娠中にしては行けないこととして喫煙やお酒は当然として、安静にするのが当然で運動をするのは良くないという感じがしますよね。

米大学と医科大学が行った研究として、妊娠時全く運動をしなかった人と週3回20分程度の運動をした人の比較として、運動をした女性の赤ちゃん(生後8~12日目)は、聴覚記憶能力が優れていることが分かったとしています。

ここで言う運動とはウォーキング、軽いジョギング、水泳で軽く息が切れる程度のもの。以前から妊娠時の運動は生後の肥満防止などの効果があるというは分かっていたのですが、脳の成長にも影響を与えていたというのは今回の研究で初めて分かったとのことです。

ただ、運動といっても人それぞれ加減が違うので難しいところなのですが、普段通り体を動かして、座りながらでも体を動かすと胎児に良い影響を与えているということになりそうです。