羽黒_1

海外メディアによると、マラッカ海峡に位置するペナン島沖で沈没したいくつかの旧日本海軍の軍艦について、フィリピンの業者がスクラップ目的で無断引き上げを行っていると報じています。

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これはイギリスのTHE STAR ONLINEが22日付で報じたもので、第2次世界大戦時に沈没した旧日本海軍の軍艦、少なくとも5隻がフィリピンの違法サルベージ業者らにより引き上げられているというものです。マレーシア政府はこれらサルベージは違法だとし海運局が調査に乗り出しているとしています。

THE STAR ONLINEによるとこの海域には旧日本海軍の軍艦で重巡洋艦「羽黒」、軽巡洋艦「球磨」、特設砲艦「長沙丸」及び、台湾とMasquetという沈没船があり、日本海軍の軍艦については既に引き上げが行なわれているとしています。

写真は違法業者に引き上げらた球磨
SS 球磨
photo: THE STAR ONLINE

重巡洋艦「羽黒」
羽黒

1929年4月25日に就役した妙高型重巡洋艦の4番艦「羽黒」。全長203.76m、全幅19.0m、排水量13,963トン。珊瑚海海戦、ミッドウェー海戦、第二次ソロモン海戦に出撃した軍艦。1945年5月12日インド東部アンダマン諸島への物資輸送任務で出撃するも17日にマラッカ海峡にてイギリスの軍艦及び海軍機と交戦し沈没。(ペナン沖海戦)
2003年、同艦は水面下66mの位置で発見。2005年にはペナン島沖で日英合同慰霊祭が開催されています。

軽巡洋艦「球磨」
球磨

1920年8月31日に就役した球磨型軽巡洋艦の1番艦「球磨」。全長162.10m、全幅14.17m、排水量5,500トンで90,000馬力のエンジンにより最大速度36ノットの高速艦。水雷戦隊の旗艦として魚雷連装発射を4基、8門搭載していました。
1944年1月11日、対潜戦演習で出港した後、イギリス海軍潜水艦に捕捉され放たれた7本のうち魚雷2発が命中。同日午後11時57分にペナン島沖で沈没しました。球磨は、2004年3月にオーストラリア人ダイバーにより発見されました。

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