二重反転風車

一般的な風力発電には大きな3つの翼により発電機を動かし電気を生産しています。一方、米大学は2基の風車をそれぞれ逆回転させるという新し形の風力発電のコンセプトを発表しました。

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Iowa State UniversityのDr. Hui Huの研究グループは、風力発電の生産効率を規制する2基のタンデム型風力発電風車(tandem wind turbines)の相対的回転方向効果(relative rotation directions effects)の研究を行った。相対的回転方向効果は風力( wind loads)によって風車のウェークフロー(wake flows)に影響を及ぼすことになる。

Technobahn
 アイオワ州立大学が設計したのはタンデム型風力発電風車です。具体的には通常の風車にもう一つ、発電機を挟むようにそれぞれ逆回転する風車を設置したという形になっています。

なぜこのような形にしたのかという点について、研究チームによると通常のシングルローター型風車を多数設置した場合、風上にある風車により乱れた空気で風下にある風車の発電効率が落ちるという現象が発生するそうです。この干渉を最小限に抑えるよう設計されたのが二重反転風車を搭載したタンデム型風力発電風車というわけです。



研究チームによると二重反転風車は風力発電を研究する上で現在注目されている技術らしく、コンセプトとしては必ず小さいローターになっているとのことです。
「それならシングルローター2基をそれぞれ逆回転させればいいのではないか?」という疑問についてはこれまでシングルローター型風車を多数設置し、2基の風車をそれぞれ逆回転させるという研究は実は行なわれてこなかったとしています。

アイオワ州立大学の研究チームによると、二重反転風車により風下の風車に与える影響を少なくすることで風力発電所全体の発電効率は最大40%程向上させることができると分かったとしています。
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