プレデターC

無人航空機(UAV)の代名詞としても有名なプレデターを開発している米、ジェネラル・アトミックス社は次世代無人航空機プレデターCにオプションとしてレーザー兵器を搭載すると発表しています。

RQ-1 プレデター、MQ-9 リーパーといった無人航空機、中でも無人攻撃機を開発しているジェネラル・アトミックス社は次世代無人攻撃機、通称『プレデター3』と呼ばれるジェネラル・アトミックス アヴェンジャーについてステルスは当然のこと、対空ミサイル迎撃用のレーザーを搭載することを正式に発表しています。

プレデター3は2009年に機体が公開され偵察及び攻撃の双方に使用できるマルチミッション型UAV。機体にはステルス戦闘機や爆撃機と同じようにミサイルや爆弾を機内に格納できるウェポンベイ、 F-22やF-35と管制システムを搭載することでネットワークや情報共有能力の向上を図っているとしています。

ジェネラル・アトミックス社は過去、プレデターCの運用方法を紹介した動画を公開しています。



このようにプレデターCを護衛するのは有人の戦闘機で無人機は1人で複数機操作するという内容です。

一方で、ステルス機であっても迎撃できると謳う地対空ミサイルも存在し、その状態で制空権を確保するには飛来するミサイルをレーザー兵器で撃ち落とし、無人航空機で車両を破壊する方法が良いという判断のようです。

アメリカにおけるレーザー兵器開発

アメリカではレーザー兵器の開発が進んでおり、ドック型揚陸艦にはレーザー兵器システム(LaWS)が実戦配備され今年夏にも出港するとされています。また、アメリカ国防総省の研究機関である米国防高等研究計画局(DARPA)のプロジェクトとして無人航空機に搭載する対空(対ミサイル)迎撃レーザーの開発を進めており、こちらは14年に試作機の試験を行い、2016年に完成を目指しています。

次世代マルチロール機
▲2030年に実戦配備を予定しているというロッキード・マーティン社製マルチロール機

これとは別にUSAF Air Force Research Laboratory(空軍研究所:AFRL)では次世代戦闘機に搭載する空対空レーザーの開発を進めることが明らかになっています。仕様は空対空レーザーは高度65000フィートをマッハ0.6~2.5で飛行中の戦闘攻撃機(マルチロール機)が攻撃兵器として使用することを前提としたもの。具体的には敵戦闘機の目標補足の光学系を破壊するための低パワーレーザー、敵機から発射された空対空ミサイルを撃墜するための中パワーレーザー、敵戦闘機そのものを撃墜するための高パワーレーザーの3種類のレーザーを開発を行うとしています。
計画では2022年に実用化したレーザー兵器を搭載したマルチロール機を初飛行させ、2030年に実戦配備を行うとのことです。

参考:BusinessNewsline
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