空気アルミニウムバッテリー_1

高価ながら既に電気自動車が一般向けに販売されています。しかし、ガソリン車に比べ1回の充電で走れる距離が短いことが欠点となってしました。その致命的とも言える決定を解消するべく、イスラエルの企業は非常に軽量な“空気アルミニウムバッテリー”の実用化に成功したとのことです。

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アルミニウム業界大手のアルコア社とイスラエルのPhinergy社は共同で1回の充電で1,800km走行可能な電気自動車向けの空気アルミニウムバッテリー(aluminum-air battery)の実用化に成功した発表しました。

アルコア社とPhinergy社が開発した空気アルミニウムバッテリーとは一般的に空気中の酸素をアルミニウムで反応させることによって電力を発生させる電池です。あらゆる電池の中で最もエネルギー密度が高い方式の一つとされている空気アルミニウムバッテリーは、例えば鉛蓄電池により動く電気自動車と比較した場合、同じ重量のバッテリーで10~15倍程の走行距離を発揮します。

空気アルミニウムバッテリー_2
▲両社が開発した空気アルミニウムバッテリー

両社が現在開発を進めている空気アルミニウムバッテリーはなんと100kgの重さながら、理論上3000kmの走行を可能にするというものです。両社は今回実用化した空気アルミニウムバッテリーを搭載した自動車のテスト車両を製造し、カナダと共同プロジェクトで製品化に向け試験を行っていくとのことです。



これほど性能に優れる空気アルミニウムバッテリーが一般に実用化されなかった(軍事には使用されている)のは幾つか理由があるとされています。問題点はコストと寿命、起動時間、副産物の除去などで、『コスト』は製造や設計に至るまでのシステムの複雑さのようです。ただし、製品に使用される素材は安価で地球上に大量に存在し、環境にも優しいバッテリーとだ言われています。

今回記事にされるまで空気アルミニウムバッテリーの存在そのものを知らなかったのですが、今後大きな可能性を秘めたバッテリーのような気がします。Phinergy社によると2017年までに自動車メーカーと契約を締結し量産可能なバッテリーの製造を目標としています。

参考:BusinessNewsline
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