UHAC

米海軍は海から陸上に部隊を展開させる新型の揚陸車両を公開しました。これは「Ultra Heavy-lift Amphibious Connector (UHAC)」というプロジェクトで開発が進められているもので、最終的には数百トンの物資を積載することが可能となるとしています。

アメリカの海兵隊戦闘研究所が中心に開発を進めているのは「Ultra Heavy-lift Amphibious Connector (UHAC) 」水陸両用超重量物運搬連絡車です。UHACは強襲揚陸艦の一つドック型揚陸艦の後部から発進し、水上を走るように海上を航行。上陸し戦車や装甲車、海兵隊を展開するというものです。

U. S Marine: 開発中の超大型水陸両用車のプロトタイプを公開 - BusinessNewsline



今回発表されたUHACは最終的な実用タイプの1/2のサイズとなっており、実用タイプでは海上で最大20ノット、180~240トンの重量を搭載することを目標としています。この重量は米軍の主力戦車M1エイブラムス戦車であれば3両を搭載出来る質量で合せて海兵隊と物資を一度に揚陸することが可能となる計算になります。

UHACは現在揚陸を行うため開発されたエアクッション型揚陸艇 (LCAC : Landing Craft Air Cushion)を置き換える為に開発されています。

▼Ultra Heavy-lift Amphibious Connector(実用タイプとされるもの)
Ultra Heavy-lift Amphibious Connector

ちなみにこちらの車両はアメリカ国防高等研究計画局(DARPA)が大規模災害発生時に民間の船や車両の輸送能力を拡大する『Tactically Expandable Maritime Platform (TEMP)』という計画で開発されており、例えば海上や水中に瓦礫がある状態など、船の接岸が不可能な状態でも安全に物資の揚陸、また救助に使えるとしていました。
しかし、当初から海兵隊が開発に関わっており、最終的には兵士や兵器の輸送に使われると指摘されていました。

▼TEMP時代のUHAC

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