クリーンセンター

先日、長崎県佐世保市のごみ処理施設で女性が車ごとゴミを溜める貯留所(ピット)に落下するという事故が発生しました。今回は同様の事故で「ゴミ以外のゴミを捨てた」と罰金をとられた例と、意外と安い持ち込み処分についても紹介します。

長崎県佐世保市のごみ処理施設で、車が貯留所に転落し、運転していた63歳の女性が救急搬送されました。

30日午前11時ごろ、佐世保市の「西部クリーンセンター」で、ごみを捨てに来た女性が運転する車が作業員の誘導中、ブレーキとアクセルを踏み間違え、車止めを越えて約3m下の貯留所に転落しました。  作業員:「止まってもらう所でストップの合図を掛けたんですけど、そのまま加速して後ろに」  女性はドクターヘリで病院に運ばれました。意識ははっきりしていたということです。

テレ朝NEWS 
ピットに車ごと落下するという事故の例はゴミ収集車がほとんどなのですが、非常にまれながら一般人も車ごと落下するという例が存在します。

2010年3月、スイス東部のバーゼンハイドのクリーンセンターで65歳の男性が運転する車が今回の事故と同じようにアクセルとブレーキを踏み間違い9m落下しています。男性は無事救助されたものの数日後、当局から「ゴミじゃないものをピットに捨てた」という理由で罰金を言い渡されています。ちなみに罰金は50ユーロ(当時約6,000円) でした。


クリーンセンターではこのように一般家庭から出たゴミを直接持ち込むことで有料処分してくれます。価格は地域ごとに様々なのですが、10kgあたり40円前後から数百円です。特に処分が困難な大型のゴミ、布団や畳、カーペット、木材などはレンタカーを使用してクリーンセンターに持ち込んだ場合でも業者等に引き取ってもらうよりか安く処分することができることがあるそうです(参考)。市のホームページ、若しくはクリーンセンターのホームページで料金等を確認してください。
(布団や畳などは枚数ごとに料金が決まっている施設もあるそうです)

参考:大阪府箕面市ごみの持ち込みについて