温州市

今月1日、中国のとあるケーブルテレビ局がハッカーに乗っ取られ数十分にわたり天安門事件の映像や人権関連、そして中国共産党を批判する文章や画像が表示される事件があったと報じられています。

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【北京=川越一】中国浙江省温州市のケーブルテレビで、1989年に中国の民主化運動が弾圧された天安門事件の関連映像が数十分間にわたって流れていたことが2日、明らかになった。米政府系放送局ラジオ自由アジアなどが報じた。ハッカーによる攻撃とみられる。

 報道によると、1日夜、同ケーブルテレビに天安門事件で男性が戦車の前に立つ映像などが流され、「政治犯」として投獄されている民主化活動家、王炳章氏ら「政治犯」らの即時釈放を求めたという。

Yahoo!ニュース
中国温州市は人口190万人を超えるの都市なのですが、ケーブルテレビ局のPCがハッカーに乗っ取られ、所謂『電波ジャック』のような状態が数十分に渡り続いていたことが明らかになりました。以下はテレビ放送を撮影したもの。

文章は不明なものの画像については一列目が天安門事件、2列目は天安門事件後逮捕され死亡した民主活動家 李旺陽氏(当局に殺害された疑いあり)が映っているのでそのような人々、3列目は現在拘束されている民主活動家です。



実際に表示されたのは冒頭でも紹介した内容なのですが、テロップを表示するような感じで小さい画面のものと、画面全体に表示されるといういつくかのパターンがあったそうです。中国でこのような『電波ジャック』があるのは珍しく、私が知っている限りではここ10年は発生していません。また、事件については普段私が見ている中国関係の情報を伝えるサイトでは一切報じられていないというレベルになります。

中国でも見れるNHKについて天安門事件に関係する番組や映像を表示した場合、数秒~数十秒で切られるということが行なわれています。その上で数十分に渡り放送してしまったということを考えるとCATV内部に共犯者がいたとも考えられます。

命がけとも言える事件について犯人を捕まえ“見せしめ”にすることも考えられるのですが、どのように扱われ捜査が進むのかは公になることはほぼ無いと思われます。
 
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