windows8

デスクトップPCにおける基本ソフト(OS)のシェア数について2014年7月に行った調査によるとマイクロソフトの最新OSであるWindows8が2ヶ月連続で減少に転じていることが明らかになりました。

Net Applicationsが毎月行っているデスクトップPCのOSシャア調査によると、Windows8及び8.1を合わせた8シリーズのシェア数は先月比0.06%減の12.48%となり2ヶ月連続でシェア数が減少していることが明らかになりました。

7月のデスクトップOSシェア調査、Widodows 8のシェアは2カ月連続で減少 - BusinessNewsline

一方、依然として好調なのはWindows7で先月比0.67%増の51.22%となっており、発売から10年以上が経過しているWindowsXPについては前月比0.49%減とするものの24.82%となっています。
Net Applicationsの調査によるとWindows8は今年の10月で発売から2年を迎えるものの、不人気と言われたWindows Vistaも経験しなかったようなシェア数の減少が見られ、発売から21ヶ月で減少に転じたのはVistaを超える記録だとしています。
2014年7月までのWindowsシェア数

現在発売されているデスクトップPCを含むパソコンはマイクロソフトのOSであれば基本的にWindows8が搭載されています。販売が終了したWindows7が伸び続ける理由はどこにあるのかについて、Widows8からWidows7に戻すということや、WindowsXPのサポート終了でWindows7を搭載したPCが増えているということも考えられます。

シェア数が依然と低いWindows8について日本マイクロソフト樋口泰行社長は発売から4ヶ月が経過した頃の2013年2月に「Windows8の伸び悩みはタッチパネル供給不足が一番痛かった」などと述べています。(参考)しかし、この発言から1年半以上が経過した現在も伸び悩んでいることを考えると原因はタッチパネルではなく、発売前から指摘されていたOSそのものに原因があると断言できそうです。