AED

人が多く集まるところでは自動体外式除細動器(AED)が設置されていることがありますが、実は胸毛が多いと使用できないことがあることはご存知でしょうか。今回は飛行中の航空機内で実際に起きた胸毛とAEDの使用について紹介していきます。

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先月末、62歳のアメリカ人男性が飛行中の旅客機内で心臓発作を起こし、結果死亡するという出来事がありました。男性が当時アメリカのパシフィック・サウスウエスト航空の旅客機に妻と2人で搭乗しており、心臓発作を起こした時、客室乗務員により心肺蘇生法がとられていました。実は機内にはAEDが備わっていたものの、ある理由から使うことができなかったといいます。それは胸毛です。

航空機で心臓病の発作が起きた旅客 胸毛除去後に再処置 | 新華ニュース 

実は「AEDは胸毛が多い人はそのままでは使用することができない」と説明されたそうです。しかし、心肺蘇生法で男性の息を取り戻すことはなく、その後胸毛を剃ってからAEDが使用されたものの着陸後、男性の死亡が確認されたとしています。

今回の出来事に対しパシフィック・サウスウエスト航空は「客室乗務員の対応は会社の規定に基づいたもので問題は無かった」という趣旨のコメントを出しているそうです。


「胸毛が多いと使えない」というのは私を始め初めて聞いた方も多いと思うのですが、これは事実のようです。
セコムのホームページ『セコム「AEDパッケージ」注意点に関するよくあるご質問』では、Q2:胸毛の濃い傷病者には、どう対応するのですか?との質問に「胸毛の濃い傷病者の場合、電極パッドを貼り付ける前に胸毛を剃ってください。AEDの附属キットには、そのためのカミソリが付いています」と回答しています。

男性が死亡してしまった理由について、本当は助かる命だったのかが今後問題になる可能性もあるのですが、AEDはただ貼ってボタンを押せばよいということではないことを多くの人が知る切っ掛けになったのではないのでしょうか。

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