P&WF135

F-35に搭載されているターボファンエンジン『P&W F-135』が破損し機体が炎上した事故について、製造元プラット アンド ホイットニーは過去50年に渡り金属を納品していた企業がデータを不正改ざんしていたことが原因だとする発表を行いました。

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F-35のエンジンを開発・製造しているプラット アンド ホイットニー社によると、金属を購入した業者A&P Alloysが意図的に金属のデータを改ざんしたこによりF-135エンジン不具合が生じていたとし、合せてA&P Alloysをマサチューセッツ州連邦地方裁判所に対し提訴したことを発表しました。

Pratt & Whitney: F135エンジン用のチタニウム納入業者を提訴・違法なロシア製の製品を納入 - BusinessNewsline

F-35は2014年6月23日にエンジンの不具合が原因とする炎上事故(機体は全損)が発生していました。原因については高速で回転するエンジンブレードに微細な亀裂「マイクロクラック」が生じ、欠けた若しくは折れたブレードがエンジン内部を傷つけ出火、炎上したと米空軍が発表していました。

▼F-35A
F-35A

F-35のエンジンはプラット アンド ホイットニーF135と呼ばれる大出力のエンジンで同社の解析によるとエンジンブレードに使用されているチタニウムの品質に問題があったことが分かりました。
チタニウムの冶金を納品していたのは過去50年以上にわたり供給していた信頼関係のあるA&P Alloysです。しかし、A&P Alloysは原材料の製造国データを偽造を含め、納品に際して必要となる様々なデータを偽造していたとプラット・アンド・ホイットニーは主張しています。同社によるとロシア製の冶金はそもそも軍用として使用することは国が許可していないそうです。

現在飛行しているF-35には同じ不具合を抱えたエンジンが搭載されており、交換に関わる費用はプラット・アンド・ホイットニーが自社負担となる見込みです。ちなみに、F-35は2013年12月の段階で既に100機が製造されています。
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