マレーシア航空370便

マレーシア航空機がインド洋沖南部に墜落したと考えられている事故について、中国当局が行方不明家族に対し嫌がらせや暴力を加え圧力を加えていると報じられています。

Record Chinaによるとフランスの国際ラジオ「ラジオ・フランス・アンテルナショナル」が中国国内で行方不明者家族の一部に中国当局から圧力を加えられていると報じています。

<マレーシア機不明>中国当局、行方不明者家族に嫌がらせや...:レコードチャイナ

ラジオ・フランス・アンテルナショナルによると、夫が行方不明となっている北京市の女性(38)の話として、北京市警察当局は行方不明家族に対し『保護』するという目的でという行動がとられていたといいます。しかし、同じような家族の中には警察官に暴力をふるわれ入院した人もいると話しているといいます。

家族らは旅客機墜落事故の真相解明を求めており、これが当局に目を付けられた理由と考えられています。同様の被害として警察に自宅を監視されたり、1日に何度も警察に尋問を受けるまたは身柄を拘束される、また未明に尋問が行なわれるとのことです。
これについて北京当局は「保護」という目的以外、説明は一切していないといいます。ちなみに中国では民主化を訴える人物や活動家を監視の対象としており、監視や身柄を拘束するなど当局の行動はこれと非常に似ています。

マレーシアのクアラルンプールから中国の北京に向かっていたマレーシア航空370便が墜落してから6ヶ月が経過したものの、行方不明者どころか破片すらも発見されていません。21世紀の未解決事件になりつつあるのですがなぜ中国警察、公安は行方不明者家族に神経を尖らせているのか。
何れにしても、ブラックボックスの発見に失敗してしまった以上、墜落した理由や原因が明らかになるのは想像以上に時間がかかることが予想されます。