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今月19日に発売されるアップルの新型スマートフォンiPhone6。香港を含む9カ国で先行発売されるものの中国本土では発売そのものが未定という状態になっています。これについてフランスメディアによるとリークが原因だと主張しています。

2014年9月11日、仏ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)は、米アップルの最新スマートフォン「iPhone6」「iPhone6 Plus」の発売第1陣から中国が除外されたのは、発売前にiPhone6に関する機密情報が中国からリークされたのが原因だと伝えた。 

アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は新型iPhoneについて「iPhone史上最大の進歩」と話した。

Record China
アップルの製品、特にiPhoneシリーズについては世界規模でリーク合戦が行われる状態で、特にその手のウェブサイトではいち早くリーク情報を掲載し読者を集めるということが頻繁に行なわれています。ただ、リークの元となるのは本体を製造している中国で多く、これまでも数多くのリーク情報が中国が元になっています。

中国本土でiPhone6の発売が遅れるのはリークが原因とするのは台湾メディアも伝えているらしく、業者が予約を受け付け仕様の一部を漏らしたことが原因だと報じられているとのことです。

一方、中国の規制当局から販売許可が得られなかったことが理由だとする意見もあり、どちらかというとこちらが正しいと言われています。ITproによると、同じく19日に販売される予定があったものの、9月10日になり中国の通信事業者3社に販売を取りやめると連絡があったそうです。

中国は2014年7月、国営放送で「iPhoneは利用者の位置情報を収集しており、中国の安全保障を脅かしている」と趣旨の番組が放送されていたといいます。