そうりゅう型潜水艦

オーストラリア政府は国内の老朽化した潜水艦の後継として、通常動力としては世界最大の排水量のある『そうりゅう型潜水艦』の購入を検討しているとのことです。

海外の含む複数のメディアによると、オーストラリア政府が日本で配備されている最新の潜水艦について購入を検討していると報じています。

産経ニュースによると、オーストラリアの有力紙オーストラリアンの記事として『国内で潜水艦を建造するのはリスクが高く、コストも高すぎると政府が結論づけた』と報道し、合せて政府は外国潜水艦の購入を検討し、日本の海自艦「そうりゅう型」が最有力の選択肢だと指摘したとしています。



オーストラリアではコリンズ型潜水艦6隻が配備されて老朽化から更新が考えられていました。また2011年に緩和された日本が武器輸出三原則により日本の潜水艦に興味を示していたとのことです。

オーストラリアは排他的経済水域(EEZ)がアメリカに次ぐ世界第2位の約9万平方kmで、この面積は日本(7位)の約2倍以上の広さです。海上自衛隊のそうりゅう型潜水艦は実用化されている通常動力型潜水艦としては、排水量の比較で他国の2倍以上(全長84m、乗員65名)。現在5隻配備されており、1隻あたりの価格は約513億円とされています。
仮にオーストラリアで10隻の導入が決まった場合の受注額は183億米ドル、約1兆9581億円になるとのことです。