F-22

ステルス戦闘機の代名詞的存在のF-22ラプターについて米空軍は、イスラム国への空爆ミッションで初めて動員されたと発表されています。

U. S. Department od Defense (DoD) は23日、記者会見を開催して同日、IS(Islamic State)向けに実施した空爆作戦に、F-22を参加させたことを明らかにした。

U. S. Air Forceの主力戦闘機「F-22」は、2005年12月から運用が開始されたものとなるが、これまで、実戦に動員されたことはなかった。

BusinessNewsline
DoD、アメリカ国防総省によると、今月23日に行なわれた記者会見でF-22を初めて動員したことを発表しました。そこで明らかになったのはF-22は空から地上へ攻撃する空爆作戦に使用され、F-15、F-16、B-1及びUAVが第一次攻撃を行いその後の第二次攻撃でF-22が使用されたとのことです。

▼F-22により破壊された建物
F-22が行った攻撃


▼2010年5月19日に行なわれた小径爆弾GBU-39の投下テスト
F-22 Small Diameter Bomb Release

F-22を動員した理由についてBusinessNewslineによると、Sholtis報道官の話として「F-22は高い能力を有しているのにも関わらず、その能力が活かされたことはこれまでにはなかった。これからはその能力に相応の機会を与えていく」としています。


F-22は2005年12月に第5世代戦闘機として世界で初めて実戦配備された機種です。現在は179機がアメリカの国防を担っています。 しかし、F-22については既に新規生産が終了しており新しい機体が作られることはありません。
実戦配備後ロシア機に対するスクランブルなど国土防空任務に就くことはあっても、現在まで実戦を経験することはありませんでした。

F-22 Raptor

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