中国

中国共産党の機関紙に掲載されたのは、民主化した場合に多数の死傷者、そして難民が発生するという記事です。これは李満長という駐セルビア大使の論文とされるモノなのですが、彼が言うには民主化により1300万人が死亡するとのことです。

【北京共同】中国共産党機関紙、人民日報のウェブサイト「人民網」は24日、中国が西側の多党制の政治制度を導入すれば、2年以内に武装衝突が発生し1300万人以上が死亡、1億3千万人を超える難民が出かねないとする李満長駐セルビア大使の論文を紹介した。

一党支配を正当化し、民主化の「危険性」をPRする内容。現役大使による根拠に乏しい論文には批判も出そうだ。

47NEWS
中国共産党機関紙のウェブ版に掲載された今回の記事。論文とする内容が掲載され詳細はわからないのですが、現在の中国で多党制の政治制度つまり複数政党制を導入した場合、2年以内に武装衝突が発生し1300万人以上が死亡する云々と書かれていたそうです。

よくわからない数字が多く出ているこの論文について日本のインターネットでは「共産党の一党支配の下で殺された人間、5000万人以上といわれている」「一党支配で既にそれをはるかに超える犠牲者が出ていることが笑い所か」「一党支配によって何人死んでるかの比較が必要」など『大躍進政策』と『文化大革命』を出したコメントが多く寄せられていました。

ある意味国民を人質に取っているとも言える中国共産党及び今回の論文について、このようなものが共産党の機関紙に掲載されるということは他の共産党員も同じことを考えていると判断してよさそうです。