地球

地球表面の多くを占める水は一体どこに起源をもつのか。これまで水の起源は太陽系誕生にまで遡るのですが、太陽系で作られたものか太陽系の外にあったものなのかはっきりしていなかったといいます。

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水の存在は地球において生命を進化させる上で欠かせない役割を果たした。その上で地球に存在している水の起源を探ることは地球上の生命がどのようにして誕生したのか、そして地球外の生命を発見する上で重要なことになるだろう。CarnegieのConel Alexanderの研究チームは、太陽系に存在している水のほとんどは太陽系外の星間(interstellar space)に存在している氷に起源をもつことを発見し、この発見成果を科学雑誌「Science」を通じて発表した。

ScienceNewsline
水の起源についてカーネギー科学研究所の研究チームは太陽系外の星間が起源で、地球誕生よりも前に存在していたという論文を発表しています。

研究チームによると太陽系形成の初期段階、ガスや宇宙塵が円盤状になった原始惑星系円盤から太陽系内のほぼ全ての天体が誕生したというのは分かっていたものの、氷を含んだ塵が太陽系が形成される過程で化学反応により作られたものなのか等、はっきり分かっていなかったといいます。

これについて研究チームは水分子に含まれる水素とその重い同位体となる重水素を調べることでその起源が分かると考えました。理由は星間空間に由来する水や氷は水素に対する重水素の比率が高くなる傾向があるためです。

結果的に、地球上に存在する水以外も太陽系内全ての天体の水の起源について、そのほとんどが太陽系よりも古く、太陽系外の星間空間に起源がある可能性が高いという研究結果になりました。

オリオン大星雲
▲オリオン大星雲

太陽系がどのようにして誕生したのかは仮説の域を脱しないものの、これまでの研究によると元々太陽系は直径数光年という大空間の分子雲からなり、その近傍で複数回の超新星爆発したことで分子雲にムラができ現在の太陽が形成される引き金になったと考えられています。
また、当時太陽が誕生したころはオリオン大星雲のようにいくつもの恒星が誕生する巨大な領域で形成されたと考えられています。(参考)
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