S-97 RAIDER

米陸軍ではUH-60ブラックホークの次世代機として、2種類のヘリが研究されています。今回はその1つシコルスキー・エアクラフト及びボーイングが開発している二重反転式ローターと水平プロペラからなる「S-97 RAIDER」を紹介します。

以前「米陸軍の垂直離着陸機開発計画」で紹介したように、アメリカ陸軍が進めている「Joint Multi-Role Technology Demonstrator program(次世代垂直離着陸機開発計画)」では、米陸軍が保有している1,300機あまりのUH-60 ブラックホークを将来置き換えを図るため、2つの開発案を選定したと発表しました。
その1つがシコルスキー・エアクラフト及びボーイングが共同で開発している「S-97 RAIDER」です。

S-97 RAIDERは通常のヘリに近い形状ながら特に最高速度は従来のヘリの2倍以上の時速407km/hで飛行することができるとされています。この速度を出すために『ロトコプター』という浮力を得る二重反転式ローターと後部の水平プロペラの推力によって飛行するという新方式が採用されました。



シコルスキー・エアクラフトによると、来年2015年に米軍による同機の能力試験が行なわれると話しており、次世代ヘリとしてベル・ヘリコプターの「Bell V-280 Valor」と争うことになります。

Bell V-280 Valorについても400km/hを超える速度を出すことができ、従来のヘリに比べ航続距離が長いという特徴があります。この2機を見ても現在必要とされているヘリコプターがどのようなものなのかよくわかります。

同社によると同機の派生型としてSB >1 デファイアントを開発し陸軍に導入を目指します。

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