ふと訪れる退屈な時間。みなさんはこの時間をどのように過ごしているでしょうか。米大学が行った研究によると、男性は何もしないよりも電気刺激を選ぶという研究が報告されています。
15分ほどひとりで何もせず過ごさせる実験を行ったところ、男性の場合は67%が、じっと考えにふける退屈より、自らに電気ショックを与える刺激を選んだ。アメリカ、ハーバード大学とバージニア大学が共同である実験を行いました。それは被験者に対し15分ほど1人で何もない部屋で何もさせないとどのような反応をみせるのかというものです。
男は退屈より電気ショックを選ぶ:研究結果 « WIRED.jp
先の試験で、人間は何らかの動作をしないと半数が「楽しくない」と答え、約束を破っても何かをしてしまうことがわかっていました。そこで研究者は15分間何もない部屋で何もしないという同じ条件、電気ショックを与えるという実験が行われることとなりました。
この電気ショックは予め被験者に与え、「この電気ショックを止める為には5ドル支払ってもいいと思うか?」などと質問をしたところほどんどの被験者は「YES」と答えたそうです。
その後、15分間何もない部屋で何もしないという条件で電気ショックを受けられるという装置を置き実験をしてみたところ、なんと被験者の67%が自らスイッチをいれ電気ショックを受けてしまったといいます。(女性は25%)
ちなみに男性の中には15分間に190回の電気ショックを受け続けたという異常な人もいたといいます。平均して15分間で1.47回(但し190回の人は除く)の電気ショックを受けたことがわかったとのことです。
研究チームによると、人間は15分間何もしないという行為は、5ドル支払っても止めたい電気ショックよりも苦痛であるという趣旨の説明しています。