マルチコプター

フランス政府によると2014年10月に国内の13カ所の原発に対し操縦者不明の無人機が接近するという事件が起こっていたと発表しました。

フランス各地で複数の原子力発電所の上空に、何者かがドローンを飛ばした事件について、同国政府は調査を開始した(AP通信の記事によると、10月上旬から末日までの間に少なくとも13カ所・15回の飛行が行われた。10月31日には、別々の原発に5回の飛行があったという)。

WIRED.jp
これはフランス紙やAP通信が報じている内容なのですが、無人機が原発上空を飛行するという事件についてフランス政府によると先月だけで15回、また使われた無人機は大小様々で、小さいものは数10cm、大きい物で2m程度のものまで確認されたとしています。

これについて過去に原発施設に進入し逮捕されたことがあるという環境活動団体グリンピース側はドローンを使用した活動は行っていないと否定しており、今現在誰がどのような意図で飛行させているのかは不明とのことです。

記事には「10月31日には別々の原発に5回の飛行があった」ということから組織的に行われているとも考えられるのですが、マルチコプターなど滑走路を必要とせず一般人でも比較的容易に飛行させることができる航空機が数多く登場していることから、このようなものを使用したテロは今後発生する可能性は高いと考えられます。