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2014年も残すところ20日あまりとなりましたが、今回はパソコン内部の不要なデータを削除できるという大掃除ソフトCCleanerを紹介します。

個人的に不要なファイルはファイル容量を探るソフトを使い手作業で消しており、余計なファイルは無いと思っていたのですが、CCleanerを使ってみたところなんと7GB以上も余計なファイルがありました。

今回はCCleanerについて気になった点を含め紹介していこうと思います。

PCやソフトウェアの不要なデータを一括削除して端末動作を軽快にしてくれる「CCleaner」 - GIGAZINE

まずCCleanerをダウンロードする必要があるのですが、こちらのページ(Piriform News - CCleaner v5.0)から行えます。緑色の「Download CCleaner v5.0 now」をクリックすると3つのバージョンが選ぶページに移るのですが、今回は永久無料の「CCleaner Free」を選択しました。

インストール時にソフトを日本語化する以外は特に変更する項目はありません。ここではインストールオプションでゴミ箱関連の2つインテリジェントクッキースキャンを外してインストールを行いました。

CCleaner_2

下の画像はソフトを起動した直後のものでPC内のどの不要なファイルを消すという操作画面になります。左のにはInternet Explorer、エクスプローラなどあります。つまりここで選択されているものは最終的に消えてしまうものなので、慎重な選択が必要になります

例えば、普段インターネットをする際「Internet Explorer」を使用している方は削除する項目から「クッキー」と「入力したアドレスやパスなど」の項目は外したほうがいいです。

CCleaner_1

Google Chromeなどのブラウザを使用されている方は解析をクリックすると次のような画面が出てくることがあります。「いいえ」を選択するとGoogle Chromeでのインターネット一時ファイル、履歴、クッキーの3つはスキップされます(削除の対象から自動的に外れる)。

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次の画面では(Google Chromeの終了は「いいえ」を選択した場合の画面)、削除される項目が表示されます。画面右下のクリーンアップ開始を選択すると最終確認が行われ全項目が削除されます。また、この時任意のファイルのみを削除することもでき、項目の上で右クリックし「クリーン」を選択します。

ちなみにブラウザ関連の一時ファイルに多くの容量が表示されていると思うのですが、これのみを削除する場合は「右クリック」、「クリーン」で削除可能です。

CCleaner_2

以上でパソコンの大掃除は終了です。私は7.6GBの容量削減が行えました。

レジストリは触らない

CCleanerでは他にもレジストリで問題点をスキャンなど行えるのですが、個人的にこちらは触らないほうがいいと思います。というのも過去、このソフトを使用しレジストリ関連の設定を変更したところPCに不具合(特定のソフトが起動しないなど)が発生したためです。単純にクリーナーとして使用することをオススメします。

常駐解除

このソフトは閉じても常駐するソフトになっており、こちらも個人的に気に入らないので設定を変更しました。これはオプションから行え、モニタリングから「システムモニタリングを有効」と「アクティビティモニタリングを有効」のチェックを外します。

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ソフトの使い方は以上です。みなさんはどのくらい不要なファイルが見つかったでしょうか?

ちなみにCドライブの容量を多く使っているものとしては「システムの保護」があります。こちらはパソコンの設定を変更する必要があります。方法としてはWindows7の場合として、デスクトップの「コンピュータ」を右クリック、プロパティをクリックし左側の「システムの保護設定」に進むとシステムの保護を変更できます。
通常は「システム設定とファイルの以前のバージョンを復元する」にチェックが入っていると思うのですが、これを「ファイルの以前のバージョンのみを復元する」に変更すると大幅な削減が可能になります。