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マウスとキーボードを使ったお手軽操縦から最新の3Dヘッドマウントディスプレイとジョイスティックを使用した本格的プレイまでできるという噂のWar Thunder。今回はどのようなゲームなのか紹介していこうと思います。

WarThunderとは第二次世界大戦前後から朝鮮戦争に登場した戦闘機や爆撃機を使用し、チームに別れ勝負するという多人数参加型オンラインゲームです。登場するのはアメリカ・日本・ロシア・ドイツ・イギリスの有名な航空機です。
ゲームとしては「World of Tanks」や姉妹ゲーム「World of Warplanes」と似たシステムが採用されており、この手のゲームを一度プレイされたことがある方はやりやすいゲームになっています。

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WarThunderの戦闘は非常にユニークかつ本格的です。航空機の操縦については冒頭に紹介したとおり、マウスやキーボードで行う「マウス照準」からコントローラーやジョイスティックなど複数選べ、本格的な操縦ではプロペラのピッチや燃料混合比まで飛行中に調整できる仕様になっています。

もっとも簡単な「マウス照準」では「バトルフィールド」といったPCゲーム感覚で操縦することが可能になります。この場合、使用するキーも加速や減速、そしてフラッフ、着陸装置といった3~4キーくらいになります。

戦闘はどんな感じ?

War Thunderが支持されている理由として「リアルな操縦」があげられているのですが、戦闘を行う視点についても3つ用意されています。

▼TPS視点(F3キー)
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▼バーチャルコックピット視点(F4キー)
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▼コックピット視点(F2キー)
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ちなみに一番したのコクピット視点では計器はもちろんのことレバーといったものまで状況に応じ動くようになっています。

▼最も基本的なマウス、キーボード操縦


▼3Dヘッドマウントディスプレイまで標準対応しています

ゲームシステム

「World of Tanksシリーズと似ている」と紹介したように基本的なシステムはこれらゲームとほぼ同じです。戦闘後は戦果に応じて経験値(リサーチポイント:研究に必要なもの)とお金(シルバーライオン)、フリー経験値をもらうことができます。
ただし、新しい機体やパーツを買うためにはリサーチポイントで研究を行い次のRankに進む必要があります。

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「World of Tanks」シリーズではツリー順に研究することで次の機体へ進んでいくことができたものの、WarThunderでは同じRankの航空機を最低6機研究する必要があり、現段階では必ず他のツリーの機体を研究しなければなりません。この研究システムは機体の開発でも同じになっています。

これは国によっても異なるのですが、基本的に戦闘機であれば2つのルートを、または爆撃機といったルートを同時に進めなくてはなりません。「つまり、やりたくもない爆撃機をやらないとだめなの?」と言われると「そうです」という答えになります。ただし、リサーチポイントはどの機種を使っても入るので実際に飛ばし戦果をあげる必要はありません。

またWarThunderの特徴として1回の戦闘で複数の航空機に乗ることができ、開始1分もしないうちにやられてしまっても格納庫にある航空機で再び戦闘を行うことができます。つまり研究し購入した機体はまったく無駄にはならないということです。

実際にプレイした感想は?

WarThunderはズバリ、フライトゲーム初心者から本格的な操縦装置を持っている上級者まで幅広い層がプレイ出きるゲームになっています。World of Warplanesでも同じことを言ったのですが、最初は操作性に慣れが必要だったり複葉機の単純な戦闘が理由で面白みに欠けると感じたこともあったのですがRankが上がるごとにそういうこともなくなります。

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また競合ゲームとして「World of Warplanes」とどうしても比べられることがあるのですが正直なところWarThunderをプレイ後はWorld of Warplanesには戻れなくなるほど面白いといった感じです。それは航空機のリアルな動きだったりゲームシステムだったりするのですが、World of Warplanesは対戦相手(プレイヤー)が少なく既にゲームとしては成り立っていない状態なので嫌でもWarThunderをしなくてはならないとういうのが現状です。

以下はゲーム内のスクリーンショット
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