J-15

空母で運用される艦載機は陸上で運用される航空機よりも重さに制限されることがあるのですが、中国の運用が見込まれている艦上戦闘機「殲15(J-15)」はミサイルなど2トンあまりしか搭載できないと報じられています。

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アメリカメディアを複数の中国メディアが引用報道した内容として、中国が開発している艦上戦闘機「殲15(J-15)」とう機種について、陸上で運用した場合に比べ艦上戦闘機では、空母から離陸時の兵装最大搭載量が1/6に制限され2トン程度になると報じています。

サーチナ|中国の艦上戦闘機 空母から発艦の「武器搭載重量」は、陸上からの離陸と比較してわずか「6分の1」=中国メディア

その根拠についてはどこにも書かれてはいないのですが、これはアメリカで運用されているF/A-18E/Fと比べると1/4しかなく(ただし空母での武器搭載重量かは不明)、単純に搭載重量を比較した場合としては第二次世界大戦中に開発が始まったアメリカ海軍の艦上攻撃機、A-1 スカイレイダーの最大搭載力3,130kgよりも少ないという数値になっています。



中国の空母はアメリカの空母とはことなりカタパルト(蒸気を使い艦載機を引っ張りだす装置)を持たないスキージャンプ甲板が採用されています。理由はウクライナ経由でカジノとして購入した空母がスキージャンプだったという単純なものなのですが、一般的にスキージャンプ甲板ではカタパルトに比べ武器搭載重量がかなり制限されると言われています。

Su-33_J-15

また、中国の艦上戦闘機「殲15」はロシアで開発された艦上戦闘機Su-33を不正にコピーし設計したもので、日本周辺国の軍事兵器というサイトによるとコピー元のSu-33を艦上戦闘機として使用した場合、『空母からの発艦の場合、最大離陸重量が26,000kgに制限されるため、空対空ミサイル8発(合計重量2t)搭載の場合は搭載燃料を60%に制限する必要がある。この場合、母艦から800km先に進出して哨戒を行える時間は30分に制限される事になる』と紹介しています。

このデータは2007年に刊行された中国の軍事系雑誌『航空档案』に書かれていたものだそうで、今回の2トンという元ネタは殲15がSu-33と同じとした場合というものになりそうです。


ちなみに、2013年殲-15を開発している中国航空工業集団のチーフエンジニアの孫聡氏によると、「(殲-15は)ミサイル搭載量、戦闘行動半径、機動性などはアメリカの艦載機F/A-18E/F『スーパー・ホーネット』に勝るとも劣らない」などと主張しています。
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