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アメリカ空軍が最近試験運用を始めたのは新型偵察機です。ただし、非常に珍しい飛行船型となっており広範囲をかつ低コストで監視運用することができるとしています。

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アメリカマサチューセッツ州に本社を置く軍需製品メーカー「レイセオン」が開発したのは飛行船型の軍事用偵察機です。これは「JLENS (Joint Land Attack Cruise Missile Defense Elevated Netted Sensor System) 」、日本語では統合・対地巡航ミサイル防衛用空中配備型ネット接続センサーなどといい、主に都市部を対象とした敵国からの巡航ミサイルの発射を監視するというもののようです。

US Air Force: 気球型偵察機「JLENS」を試験運用を開始 - BusinessNewsline



飛行船『JLENS』の特徴としては無人で長期間、広範囲を連続運用できるという特徴があります。具体的には30日間連続して偵察可能でその監視範囲はAWACS(早期警戒管制機)やその他の有人偵察機のおよそ4~5機分、周囲340マイル(テキサス州とほぼ同じ面積)を監視することができるといいます。
また、運用コストが格段に安く従来の有人機に比べ500~700%ほどのコスト削減が見込まれているといいます。

▼東京を中心に直径340マイル(約547km)の円
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JLENS計画は1998年より総額28億ドルの予算が割り振られ開発が進められたものの開発は難航していたといいます。JLENSは時速100ノット(風速約51m/秒)の風速に耐えることができる機体設計、合わせて機体からヘリウムが漏れだしてもそう簡単に墜落しないよう特殊な設計がされているといいます。

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搭載されている大型のレーダーはVHFレーダーとXバンドレーダーの2種類で(それぞれのレーダーを積んだ2機の運用を行う)、今後3年間行なわれるという運用試験の評価次第で当面はワシントンDCに配備し徐々に監視範囲を拡大していくとのことです。

JLENSは2012年にユタ射爆訓練場にてPAC3を用いた弾道ミサイル迎撃試験がおこなわれておりこれに成功したと発表されています。
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