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韓国の教育現場で近々導入されるのは人間性を高める授業です。これはセウォル号沈没事故をはじめ自国の人間について『人間性が欠如している』と政府判断し定めたものになります。

中国メディアによると韓国政府は相次ぐ韓国人関連の不祥事について「人間性の欠如」を問題視しているとして、世界ではじめて人間性を高める関連法と授業の義務化が決まったと報じています。

韓国の学生は「人間性に欠ける」、世界で初めて育成科目を義...:レコードチャイナ

記事によると、セウォル号の沈没を受け韓国政府は同様の事故について再発を防止するため「人間性教育振興法」なるものを制定しました。ここには小中学校で人間性の育成を必須科目としているといいます。

具体的にどのような授業が行なわれるかは分かりませんが、日本では人間性や社会性をはぐくむ授業として道徳教育が導入されています。文部科学省によると道徳教育は小・中学校の学習指導要領で週に1単位時間割り当てることとしており、高等学校では人間としての在り方・生き方に関する教育を学校で行う教育活動全体を通じて行うとしています。

韓国で導入される人間性を高める教育について日本の道徳に近い内容が取り入れられるとした場合、問題はこの教育でどれだけ人間性を高められるかについてです。これは道徳教育を受けた皆さんが一番感じられることだと思われます。

ちなみに、韓国慶熙大学が中学生を対象に実施した「人間性測定テスト」という結果があるのですが自分が「人間性が良い」とされた生徒の割合はわずか21.3%で「人間性が足りない」とされた割合は45.6%だったとのことです。