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韓国大手ストアのオンラインショップで販売されていたスポーツシューズについて、消費者からの指摘で偽物であることが明らかになりました。しかし、ショップ側は「自身は悪くない」などと言い訳を始め交換等には応じていないそうです。

中国メディアによると韓国の大手ディスカウントストア『ホームプラス』で販売されていたナイキのスポーツシューズについて、偽物のシューズを販売したことが明らかになったにもかかわらず商品交換を拒んでいると報じています。

韓国大手ストアチェーンが偽物のナイキの靴を販売、責任はデ...:レコードチャイナ

問題が発覚したのは昨年9月、 ホームプラスのチェーン店である並行輸入企業から10万3000ウォン(約1万1000円)のナイキのスポーツシューズを購入しました。しかし、ナイキのロゴなど明らかに違和感を感じ、偽物ではないかとホームプライス側に品質依頼を申し込んだと言います。
ホームプラスとは
三星(サムスン)グループとイギリスに本社を置くTesco(テスコ)が共同運営するディスカウントストア「Homeplus(ホームプラス)」。2011年10月現在、韓国の全国各地に120以上もの店舗を抱え、独自のオリジナルブランドを導入するなど、より安い価格での商品提供を目指している国内屈指のマート。(参考)
ホームプライス側の反応は「商品はすべて正規品だ」と主張。それでもおかしいと感じた購入者は韓国の特許庁に購入したシューズの写真とこれまでの問い合わせを送り品質依頼を申し込みました。結果、特許庁は「偽物である可能性が高い」としたうえで、特許庁はナイキ本社に購入した商品を発送。ナイキ側は「この商品はナイキ製ではない」と回答があったとのことです。

その後、ホームプライス側に再度問い合わせたところ、「この事件の責任は自社にはない」「ディーラーに責任がある」などと言い始め商品の交換を拒んだといいます。

また「これはホームプラスが販売した商品ではなく、並行輸入業者がホームプラスを通して販売したもの」と述べ、「ホームプラスはすでにこの商品の販売を停止し、今後は損害の規模と状況から、この企業と取引を続けるか判断する」などと主張しているといいます。


店で販売している以上は店側が正規品であるのかどうか確認し販売するのが大前提にもかかわらず、それを怠っていたことに問題がありそうです。
いずれにしてもホームプライス側は商品についてそれがチェーン店であっても商品が偽物か本物かは保証すらしていない企業であるということになるのですが、日本ならば徹底的に叩かれれるレベルの不祥事について韓国ではいったいどのような反応が見られているのでしょうか。