火星

将来の宇宙開発の目的地として火星への有人探査が目標となっているのですが、一方“あるプロジェクト”にて「火星で子供を生む」という正気じゃないことを考えている女性が存在しているようです。

イギリス、バーミンガム大学で宇宙物理学を専攻している24歳の中国系イギリス人マギー・リューさんが今回の登場人物です。リューさんが夢として語っているのは火星で子供を生むというものです。

英国の女学生「私、火星人を産みます」 - News - 社会・歴史 - The Voice of Russia

リューさんは実はマーズワンが計画している火星移住計画に応募し、現在600人まで絞られている候補者の一人だと言います。この候補者は来月にも40人の移住者が決まり2024年にも行われるという火星へ向けた長期間に及ぶ訓練が行われることになります。

「入植を始めるからには、火星で子供を産むことになる。とどのつまりはそうなる。簡単なことではない。微小重力下の出産については研究がない。火星で生まれる最初の子供が最初の本当の火星人になるんだから笑えるわよね」とリューさん。
つまり、二度と地球へ帰還することはできない片道キップの飛行でも入植をするということはこういうことも考える必要がり「出産も覚悟の上だ」という宣言のようです。

この宣言は40人の候補者選びに大きな影響を与えそうなのですがリューさんは40人の移住者に内定するのでしょうか。
ちなみに中国系の人ということで中国でも大きな関心が寄せられているそうで、「火星で出産、子育てなんて、子どもに対して無責任だ」、「この勇気は称賛されるべき。なぜネットでこんなにたたかれるのかしら」、というものをはじめ「中国で産むよりマシだ」など反応が寄せられていたといいます。参考

ちなみに、マサチューセッツ工科大学の研究者によると仮に火星着陸が成功できたとしても2ヶ月あまりで死者が出始めると研究内容を過去に発表しています。