津波

先の東日本大震災では東北の太平洋沿岸に甚大な被害をだしましたが、この教訓を残そうと従来の石碑ではなく木碑に変え建て替えを行うことで風化を防ぐ試みが行われるそうです。しかし、この案についてネットでは否定的な意見が数多く寄せられています。

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 津波避難を呼びかけるため、東日本大震災後に高校生が岩手県大槌町に建てた「木碑(もくひ)」(木柱)が注目されている。管理の手間がほとんど要らない石ではなく、あえて朽ちる木を使い、建て替えるたびに震災を思い出して被害の風化を防ぐ試みだ。この木碑は今月、総務省消防庁主催の「第19回防災まちづくり大賞」で「日本防火・防災協会長賞」に選ばれた。【浅野孝仁】

毎日新聞
引用先にも書かれているように総務省消防庁主催した「第19回防災まちづくり大賞」で日本防火・防災協会長賞に選ばれたのがこの木碑になります。なぜ木碑なのかということについて、石碑ではその後のメンテナンス等が行われずあえて腐る素材を使うことで、風化を防ぐという案になります。


どうしてそのような変更が加えられたのかという点について、実は東日本大震災で津波の被害にあった東北の太平洋沿岸各所には数百に及ぶ石碑が既につくられ現代も残っています。そこに刻まれているのはこのような言葉です。



高き住居(すまい)は児孫(こまご)の和楽(わらく)、想へ(おもえ)惨禍(さんか)の大津浪(おおつなみ)、此処(ここ)より下に 家を建てるな。
明治二十九年にも、昭和八年にも津波は此処まで来て部落は全滅し、生存者、僅かに 前に二人後ろに四人のみ 幾歳(いくとせ) 経る(へる)とも要心あれ。
他にも「地震があったら津浪の用心せよ,津浪が来たら高い所へ逃げよ,危険地帯に居住するな」(岩手県大槌町吉里吉里金毘羅社 昭和9年3月)、「地震があったら津浪の用心 それ津浪機敏に高所へ 広田村 低いところに住家を建てるな 津浪と聞いたら欲捨て逃げろ」(岩手県陸前高田市広田町根岬 昭和9年3月)、「s8,3,3(紀元二千五百九十三年)の津波を忘れるな、強い地震に油断をするな、地震後海がドンとなったら津浪と思え、津浪と知ったら高いところへ逃げよ、永久子孫に伝えんがために是を建てるなり」(宮城県牡鹿町小網倉)などがあります。参考

「碑の言葉が町民の心に生きていれば震災で失わずに済んだ命があったはず」と受賞した吉田さんいうように、結局これら警告を無視する形でより低い海に近い地域に人が住むようになりました。しかし、これほど多くの石碑が残されているにもかかわらず100年の間に何度も何度も同じ被害にあったのか。
この木碑案がどのような結果を残すのか。次もある災害で証明されることでしょう。

以下はこの記事に寄せられたネットのコメントです。
  • 絶対放置されて消える 
  • そのうち建て替えられなくなってあった事すら忘れられるよ
  • NHKの(津波)映像ずっと流せばよくね?
  • 問題なのはそこじゃねーだろ
  • 鎌倉の大仏ぐらい大きな石碑作るとかの方がマシ
  • 建て替えすることを忘れそう
  • 「これより先(海側)に家を建てるな」を地名にしろよ
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