MOMENT PB&J_0

自作痛板を作る上でシートを貼り付ける素材選びは重要です。具体的にはトップシートの状態のことなのですが、ざらざらしたマット系のトップシートに貼り付けることはできるのか調べてみました。

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約2年ぶりの痛板記事になるのですが今回は痛板選びで最も基本的な板のトップシート、つまり表側の素材に関する記事になります。

ご存じの方も多いと思うのですが、スキー・スノーボードのトップシートは下敷きやプラスチック製の物差しのようなグラス系の素材と、サメ肌のように細かいツブツブが付けられたマット系の2つが存在します。他にはカーボンのものがあるそうなのですが、大半がグラス・マット系が占めておりそのうち約9割ほどがグラス系となっています。(ちなみにマット系は雪がつきにくいとされている)

このような記事を今更投稿したのかという理由について、実は新しく購入したスキーの板が痛板製作には向かないマット系だったためです。何故そのような板を選んだのかは単純に調べるのを怠っていた為です。

前置きはこの辺にしておきマット系で痛板の製作は可能かどうか結論を先に書くと多分可能です。「多分」と表現した理由は後から書いていこうと思います。

▼購入したMOMENT PB&J(2013-14モデル)
MOMENT PB&J_2

▼トップシートを拡大したもの
MOMENT PB&J_1
一般的なマット系のトップシートになっているのですが、ここにエーワン手作りステッカー品番29421を貼るとどのようになるのか撮影したものがこちらです。

MOMENT PB&J_3
貼ったものを強く押さえつけてから剥がしたものです。このように粘着面にはザラザラした山の先端のみくっつく程度。簡単に剥がすことができ、感覚としてはグラス系の板で水張りしこれを貼り直したときよりも簡単に剥がれるといった感じです。
残念ながらこの状態では粘着していない状態と同じなのでシートを貼って滑走は行えません。

そこで過去の経験から接着剤を使った補強案を試してみました。
MOMENT PB&J_4
向かって左側は厚めに塗ったもので、右側は過去にスノーボードで行ったように少ない量を塗ってみました。

MOMENT PB&J_5
どのくらいの力で剥がすことができるのか確認したものがこちらです。剥がした後の接着剤の跡も確認しました。接着剤の効果については表現が難しいのですが「滑走では剥がれないであろう強度はある」と思わせる程度になっていました。

MOMENT PB&J_6
続いて接着剤は綺麗に削り取ることができるのか試した写真がこちらになります。多量に塗った方(下側)についてもある程度綺麗に取ることができました。ただし、ザラザラした表面も削ることになるのでその部分に関しては表面はツルっとした感じなりました。


写真を使った内容はここで終わりなのですが、もう一つの案としてザラザラをサンドペーパーで削り落とすというものがあります。こちらに関しては目立たない狭い範囲で確認したのですが、シート自体はある程度の強さで貼り付けることができました。(削ること自体は簡単に行えました)
ただし、その“見返り”として削ったところが磨りガラスのようになり光沢が失われトップシートの状態が著しく損なわれる結果になりました。具体的にどういうことなのかについては透明なプラスチック製の定規にサンドペーパーをかければ確認することができます。シートの貼り付け強度についても同じく確認することができるかと思います。

つまり、マット系の板でもトップシート全体にサンドペーパーをかけ接着剤で補強すればグラス系に近い剥がれにくさを出すことができるものと思われます。もちろん未確認ですので実際の滑走でどのようになるのかは『わからない』ということは書いておこうと思います。


個人的に痛板を作ることに関し、『いつでも元の板の状態に戻すことができる』ということを条件に作っていたのでサンドペーパーをかけ痛板を作るという案に関しては行えませんでした。マット系の状態で接着剤とシートの少ない粘着力頼りに作るという案については、やはり簡単に剥がれることも考えられることと水の侵入により粘着面から浮いてくる可能性も考えられることからこちらに関しても却下となりました。


痛板をやっている以上はいつかは辞める日が来ると思っていたのですが、どうやらここで終了ということになりそうです。板のトップシートの選択ミスという初歩的なミスが原因で自身の痛板作りが終わるとは思ってもいませんでしたね。

ただ、気がころころ変わる人間であること、数年前からはじめたスノーボードの痛板が依然として健在なこと、作ることを考えて材料を購入しておりデザインもある程度考えていたものがあるので、とりあえず時々スノーボードに乗りつつ他の何かをやっていこうかなということを含め今後を考えていこうと思います。

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◆痛板についてまとめ記事があります。作られる方はこちらも参考にしてください。
【痛板】自作痛板について まとめ

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